Monday, October 5, 2009

秋の日は釣瓶落とし 

秋の日は釣瓶落とし 

読み方:あきのひはちょうびんおとし

「秋はすぐに日が落ちて暗くなる事を井戸のツルベに喩えていった言葉。
ツルベとは井戸で水を汲む時に使う、ひもの付いたバケツの事です。」

季節は井戸(well)と比べられます。ツルベ(井戸のための使われているバケツ)は井戸で落ちても、なくなってしまったという意味ではありません。ひも(string)がツルベに付いているので、水を汲んだ(くむ - to pump)後で、もう一度ツルベは井戸から出てきます。

この比喩は意味があります。秋が始まったら、日が短くなって、すぐ冬になるという考え方があります。それでも、日がなくなってしまったという意味ではありません。待つと、その後で、もう一度春になりますよ。

アメリカで、同じような考え方があっても、よく知られていることわざが考えられません。でも、人々は「もう一度すぐ春になる」と言います。

4 comments:

  1. あっ、分かった!面白いことわざ。明るい表現だろう?ちょっと、英語の「April showers bring May flowers」のような自然についての表現かな?

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  2. 恥かしいですが、この表現は初めて聞きました。つるべというと、来年の春学期に俳句のところで、「朝顔につるべ取られてもらい水」というのを習いますが、それを思い出します。

    でも本当に、秋になると暗くなるのが急に早くなるんですよね。

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  3. ニックさん、明るい表現ですよね。あのう私も「April showers bring May flowers」という表現と考えましたが、ちょっと違うと思いました。でも、もう一度考えると、ニックさんは正しいだろうと思っています。

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  4. ひろしさん、コメントを書いてくださって、ありがとう!そうですよね.、秋になると暗くなるのが急に早くなります。その場合は、私をちょっとさみしくしてしまいます。でも、寒い時、うちでいろいろな面白いことができるので、だいじょうぶです。

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